(※このページは2022年7月10日に更新されました)
アスリートには軟水と硬水どっちがいいの?
高いパフォーマンスや、集中力を維持するのに必要不可欠な水ですが、
アスリートに適しているのはどちらなのか?
普段何気なく飲んでいる水ですが、特徴をしっかりと把握することが大切です。
今回はそんな軟水、硬水について解説していきます。
アスリートには硬水がいい
アスリートにはミナラルやマグネシウムが豊富な硬水がおすすめです。
運動負荷が高いスポーツやそれに向けて訓練している人にはミネラルやマグネシウムをしっかりと摂取する必要があります。
ミネラルが不足することで貧血や肩こり、肌荒れなどの影響があり、
マグネシウムには神経伝達や筋収縮をスムーズに行う効果があります。
また、マグネシウムには精神状態を落ち着かせる効果があるので適量を摂取することでよりパフォーマンス状態を安定することができるでしょう。
過剰摂取はNG!まずは軟水から硬水に少しずつ変えていこう
日本では軟水が主流となっており、普段飲み慣れているのは軟水の方が多いです。
また、料理などでも軟水が使われていることから硬水に体が慣れていない方も多いです。
硬水を飲むことでカルシウムとマグネシウムを大量に摂取することになります。
しかし、急に飲むことによって腹痛などの症状が出る方もいいます。
まずは少しづつ軟水から硬水に変えていくことが大切です。
硬水と軟水の違い
WHO(世界保健機関)の基準で硬度によって名称が変化します。
硬度が0~60mg/l 未満を軟水
60~120mg/l 未満を中程度の軟水
120~180mg/l 未満を硬水
180mg/l以上を非常な硬水
といいます。
日本では一般的に下記を基準に種類分けがされています。
硬度0~100mg/lを軟水
101~300mg/lを中硬水
301mg/l以上を硬水
東京の水道水と大阪の水道水でも濃度に違いがあるなど地域によって硬度は変わります。一般的には、硬度0~100mg/lを軟水、101~300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水に分けられます。
軟水が滑らかで癖がないのに対して硬水にはミネラルが豊富なので癖があります。
敏感な方はマグネシウムの匂いなどで軟水と硬水を判断できます。
まとめ
今回はアスリートには軟水と硬水のどちらが良いのかについてでした。
基本的にはミネラルなどを豊富に含んだ硬水がアスリートには適していますが、日本人は軟水を飲んできた文化があるので、体に合わない方もいます。
特にマグネシウムを摂りすぎると、血圧の低下や吐き気などの症状がでることもあるので、飲み過ぎないように注意してください。
秋風清晴
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