(※このページは2022年9月3日に更新されました)
パドドゥって何歳から始めるのがいいの?
パドドゥを始める年齢は決まっているの?
そういった相談を受けることが多くなったので、今回はパドドゥは何歳から始めるのが理想なのかについて元バレエ団員が解説していきます。
【バレエ】パドドゥは何歳から始めるのが理想なのか?
パドドゥを始める理想は15歳からが望ましいです。
では、なぜ理想年齢が15歳からなのかについては下記の点が関係しています。
- 体が成長してくる
- 踊りの本質が理解できてくる
- 体に負担をかけない
次はこれらの項目について詳しく解説していきます。
体が成長してくる
自分一人で踊るのではなく、パドドゥはペアで踊ります。
なので、骨格が定まりある程度筋肉がついている状態が望ましいです。
高校生くらいになると体も成長し、パドドゥを踊るための条件を満たしてきます。
男性と女性ではパドドゥでの役割が違うので、求められるものが異なりますが基本的には15歳前後だと体が安定してくるのでパドドゥを練習することは可能です。
踊りの本質が理解できてくる
これはパドドゥを踊るためにとても重要なことで、踊りの本質が理解できていないとパドドゥを上手く踊ることはできません。
パドドゥは一人で踊ること以上に難しく、一つ一つの動きやパートナーの動きを理解する必要があります。
なぜこの動きはやりにくいのか?
こうしたらどうだろうか?
など、二人で問題を解決する能力も必要になります。
年齢が若すぎると、そういったことに目線が向けられないため効果的にパドドゥの練習を始めるのであれば小中学生の時は基礎を徹底してやるなど、年齢に適した練習法を選ぶ事が大切です。
体に負担をかけない
パドドゥをする時に特に注意しなければいけないのが、怪我をしないことです。
これは今後のバレエダンサー生命にも関わることで、パドドゥの練習を始めても怪我をしないことを最優先に考えましょう。
パドドゥでは慣れない動きやリフトなどが多くあるので、体に負担をかけやすいです。
なので、小中学生などが無理にパドドゥをすると怪我の原因にも繋がるので注意が必要です。
発表会などで、どうしてもパドドゥをさせたいバレエスタジオもあると思いますが、生徒の体を第一に考えてあげることが大切です。
初めてパドドゥをする時にベストなコンディションで踊れるように、体作りをするためにじっくり準備する期間を設けましょう。
まとめ
今回はパドドゥは何歳からするのが理想なのかについての解説でした。
パドドゥをするのに適した年齢は15歳でその理由は下記の通りです。
- 体が成長してくる
- 踊りの本質が理解できてくる
- 体に負担をかけない
これらの事がパドドゥをするにあたって重要になります。
これからパドドゥに挑戦する方は怪我の予防を第一に考えて練習してみて下さい。
下記では初めてのパドドゥで気を付けることについて解説しているので参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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