(※このページは2022年8月23日に更新されました)
バレエ初心者にはどういったパドドゥがいいんだろう?
パドドゥが初めてだから簡単な作品に挑戦したい!
無理なく楽しく踊りたい!
など、初めてパドドゥを行う時の作品選びではとても大切です。
今回はバレエ初心者の方に向けた簡単にできるパドドゥを元バレエ団員が紹介していきます。
作品の特徴や、踊りやすさなどを解説していくので参考にしてみて下さい!
初心者にも簡単にできるパドドゥを紹介
早速、初心者にも簡単にできるパドドゥを紹介していきます。
紹介するポイントは踊りやすさ、アダージオが複雑でないことなどを基準においています。
アダージオが複雑であったり、マイムが多くてもパドドゥの難易度は上がってしまいます。
なので、比較的シンプルで踊りやすい、練習しやすい作品を選びました!
初めてのパドドゥを簡単に踊るには下記の作品を選ぶといいでしょう。
- 白鳥の湖よりパドトロア
- パキータよりパドトロア
では、これらの作品について詳しく解説していきます。
白鳥の湖よりパドトロア
バレエ初心者の方によく選ばれる作品の一つがこの白鳥の湖のトロワになります。
このトロワとは三人で踊ることを意味します。
通常であればパドドゥは男性、女性の二人で踊ることになりますが、トロワは三人で踊るので二人で踊る時より難易度が下がります。
また、トロワ系は分散してアダージオをするためシンプルで簡単なパが多いのも特徴です。
白鳥のトロワは難しいアダージオはなく簡単な動きが多いですが、音楽が素敵なこともあり舞台がとても盛り上がるといった作品です。
特にコーダにかけての追い込みは観ていて圧巻なので一度挑戦してほしい作品の一つになります。
パキータよりパドトロア
次はパキータのトロワを紹介します。
同じトロワですが、こちらはザ・クラシックと言わんばかりに正統派の動きが入っています。
この作品は基礎が重視されていて、その正確さが作品に影響します。
白鳥トロワとは違い衣装がチュチュなこともあり、足のラインがしっかり見えます。
なので、基礎をしっかり身につける必要があります。
作品としては、王道のようなパが多く難易度は高くないです。
男性とのアダージオは白鳥トロワより少ないので、簡単にパドドゥをしたい人には適した作品だと言えます。
こちらの作品も三人の基礎がしっかり合うことで非常に上品な作品になるのでぜひ一度挑戦してみて下さい。
まとめ
今回はバレエ初心者にも簡単にできるパドドゥについて紹介しました。
初心者におすすめしたい作品は下記の通りです。
- 白鳥の湖よりパドトロア
- パキータよりパドトロア
どちらの作品も踊りやすく、練習しやすいので初めてのパドドゥには最適です。
しかし、この2作品は衣装や作品のイメージが大きく異なるので、事前に自身に合った作品を選ぶことをおすすめします。
またバレエスタジオによっては二人で踊るパドドゥを求められることもあると思いますが、不安であればパドトロワをしたいと伝えてみましょう。
初めてのパドドゥは誰でも不安に感じるので、一度パドトロワを経験してからパドドゥに挑戦するのが理想でしょう。
自分がどういった作品を踊りたいかを明確にして、ぜひ挑戦してみて下さい!
下記では初心者に向けたパドドゥに絞った記事を書いているので参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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