(※このページは2022年7月19日に更新されました)
頭が頻繁に痛くなる、慢性的に頭が痛い。
結局頭痛の原因ってなに?
そう感じる方も多いと思います。
今回は頭痛が起きている原因を解説していきます。
頭痛には大後頭神経が影響している
写真では大後頭神経を確認できます。
大後頭神経はC-2、頚椎の2番から出ています。
そのまま這うように頭頂骨の方まで上がっていきます。
この大後頭神経が絞扼されると後頭部からの頭痛、偏頭痛のような痛みを引き起こします。
頭痛を悪化させないためにも大後頭神経の絞扼を解決する必要があります。
原因は筋肉の硬さ
大後頭神経が絞扼される原因は筋肉が硬くなることが原因だと考えられます。
では、どこの筋肉が硬くなると大後頭神経に影響があるかですが僧帽筋と胸鎖乳突筋が関係しています。
僧帽筋と胸鎖乳突筋の間から神経が出ているのですが、ここが絞扼されると痛みや痺れなどの症状が出ます。
また、外からの外傷でも影響を受けやすいです。
交通事故や運動中の怪我がこれにあたります。
怪我をすることで筋肉や靭帯、神経が硬くなることで大後頭神経が絞扼され、頭痛の症状がでてしまうでしょう。
改善には僧帽筋と胸鎖乳突筋のストレッチが必須
大後頭神経の絞扼を改善するためにはストレッチが必要です。
それぞれ簡単なストレッチを紹介します。
・僧帽筋のストレッチ
僧帽筋のストレッチは両手で後頭骨をもち、ゆっくりとおへその方向に力を加えます。
首周りは非常に繊細なので力加減は十分注意しましょう。
・胸鎖乳突筋のストレッチ
胸鎖乳突筋のストレッチは首を真横に向け力を加えていくのですが、倒している頭と反対側の肩を下に下げるとより効果的に伸ばすことができます。
こちらも力加減には注意してください。
様々な種類の頭痛があるので下記も参考にしてみてください。
まとめ
今回は頭痛の原因は大後頭神経が影響している話でした。
頭痛の種類によって改善策は違います。
体の状態をしっかり把握し、早期改善を目的としましょう。
秋風清晴
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