(※このページは2022年7月19日に更新されました)
バレエ留学したいけど、何をしたらいいかわからない、何を持っていけばいいかわからない。
そんな方も多いと思います。
今回は留学していた経験を活かし、バレエ留学する前に準備すること、必要なことを書いていきたいと思います。
留学先の言語を把握しておく
勉強ではなく把握と書いたのには意味があります。
もちろん語学がしっかり身についていると強みにはなります。
しかし、「語学ができていないから留学してはいけない」と言うことではないです。
留学していて感じたことは、語学は後から嫌でもついてきます。
もちろん、学ぼうとする姿勢は大切ですし、家での勉強も必要にはなります。
ですが勘違いして欲しくないのは、語学ができないから留学を諦めるといったことです。
留学先では色々な国からダンサーが集められているので、各国の言葉が飛び交っています。
また、講師の先生によっても言語が違うことも少なくないので、最初から全てを把握できるわけがないです。
特にバレエでは英語、ロシア語、フランス語、ドイツ語や中国語などが色々な言葉を織り交ぜてきたりもします。
もちろんメインとなる言語があるので、その学校やバレエ団での主要な言語を学ぶことが大切です。
また、日本人は分からないことに対してNOと言えない傾向があります。
なんでもYESと答える人が多いので、内容をじっくり聞いて正確に答えましょう。
誰も語学が完璧だとは思っていないので、「もう一度お願いします」とはっきり言って大丈夫です。
コミュニケーションを積極的に取ることが、留学生活を豊かにするコツです。
踊りの癖を直しておく
バレエ学校では先生たちが生徒たちの方向性を定め、的確に注意やスキルを教えてくれます。
なので日本にいるうちに変な癖は直しておきましょう。
海外の先生が一番困るのが、よく分からない癖をつけてくることです。
新しいことを学ぶより、癖を直す方が時間がかかるからです。
留学期間は3年の方もいれば1年や半年の方もいます。
限られた時間を最大限に使うためにも日本にいる段階で癖は改善しておきましょう。
創作やコンテンポラリーを踊っておく
日本ではクラシックばかり踊るスタジオもありますが、海外のバレエスクールではモダンやコンテンポラリーのクラスがあります。
今まで踊ったことのないジャンルにいきなり挑戦するのはかなりハードなので、事前にワークショップなどを受けコンテンポラリーを体験しておきましょう。
何日かワークショップを受けることで、感覚が出てくるので海外のスクールでも自信を持ってクラスを受けることができるでしょう。
また、学校によっては振り付けの授業もあるので、創作を作る練習もしておきましょう。
創作を作るコツは、まずは自分の好きな曲で自由に踊ってみましょう。
「この動きが好き」「この動きがかっこいい」「動きが綺麗に見える」など
自分のオリジナルの動きを作っていきましょう。
それを好きな曲に入れて動いてみてください。
それが創作への一歩になり自分の強みに変わります。
まとめ
今回はバレエ留学する前に準備することについてでした。
バレエ留学は学びが多く、自立するいいキッカケになります。
そして、価値観の多くをそこで認識することでしょう。
留学は誰もができるわけではありません。
色々な国の人と出会い、体も心も強くなって素晴らしいダンサーになれるこの機会を大切にしてほしいと思います。
秋風清晴
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