(※このページは2022年8月31日に更新されました)
バレエ団のオーディションを突破したい
オーディションに受かるために意識することは?
何が重要視されるの?
など、バレエ団のオーディションに関して事前に知っておきたいことも多いと思います。
今回は元バレエ団員の私がバレエ団のオーディションを突破するためのコツと対策を解説していきます。
国内、国外のバレエ団に入るためにはしっかりとオーディション対策をする必要があるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
【バレエ】バレエ団オーディションを突破するためのコツ3選!
バレエ団のオーディションを突破するためには、ある程度対策が必要になってきます。
オーディション突破のコツは下記のポイントをおさえることが大切になります。
- 踊りをクリアにする
- バレエ団が求めている人材を把握する
- 礼節をわきまえる
どこのバレエ団にも共通することなので事前にしっかり準備することが大切になります。
それでは、早速詳しく解説していきます。
踊りをクリアにする
踊りをクリアにするって何?と思われる方もいるかもしれませんが、クリアにするとは踊りをハッキリさせるという意味です。
簡単にいうと踊りの癖がない状態でオーディションを受けられるといいです。
オーディションでは個性も重視されますが、個性と癖は違います。
個性は付加価値として認められますが、癖はマイナスの要素にしかなりません。
なので、オーディションでは踊りの癖をなくし、基礎を重視した踊り方を心がけましょう。
どうしてもテクニックなど技に走りたくなる人もいますが、総合的にみて基礎のレベルが高くないとオーディションを突破することは難しくなります。
今からバレエ団を受けようと考えている人はバーレッスンやセンターレッスンを見直して、改善できる点を修正しておきましょう。
踊り自体は1ヶ月もあれば変化はしてきますが、自然と体に染み込ませるためにも3ヶ月くらい準備期間があるといいでしょう。
バレエ団が求めている人材を把握する
これは事前にバレエ団の公演や、ホームページを確認してどういったダンサーがいるかを確認しましょう。
バレエ団は所属しているダンサーによってカラーが変わってきます。
正確にはバレエ団が求めているカラーに団員がよっていく傾向も多いですが、オーディション前にバレエ団のカラーを把握しておくことが重要になります。
コールド希望でオーディションに挑戦するならコールド陣の身長や踊り方、ソリスト希望でいくならテクニックのレベルやキャラが被っていないかなどチェックするのがいいでしょう。
退団者などがあった場合、バレエ団はその枠を確保するための人材を探します。
しかし、ここで重要なのはいくら優れたダンサーでもオーディションを通過することができないこともあるということです。
例としてはソリストが欲しいのにコールド寄りの人がきた、ソリストは充実しているのにまたソリスト枠がきた。
など、団内の状況によって欲しい人材が変わるので事前に確認しておくことをおすすめします。
礼節をわきまえる
これはどの世界でもあたりまえですが、礼節をわきまえることがとても重要です。
踊りがいくら優れていても挨拶ができなかったり、態度が悪いなどバレエ団の品格を下げるような人はオーディションではとられることはないでしょう。
オーディション会場での態度はもちろんですが、スタッフへの言葉遣いなども特に気をつける必要があります!
また、バレエ団によっては質疑応答などもあるためハッキリと自分の意見を言えることも大切です。
なぜこのバレエ団にしたのか、将来的にはバレエ団でどうしたいかなど聞かれることもあるでしょう。
踊り以外にもある程度の社交性があるとより円滑にオーディションを突破することができるので、
あらかじめイメージトレーニングをしておきましょう。
まとめ
今回はバレエ団オーディションを突破するためのコツ3選についての解説です。
まとめると、下記の点を注意することでオーディションを突破しやすくなります。
- 踊りをクリアにする
- バレエ団が求めている人材を把握する
- 礼節をわきまえる
これらの点を意識することでオーディションは突破しやすくなるので、事前に準備してみて下さい。
また下記ではオーディションでのレッスン内容で注意するべきポイントについて解説しているので参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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