(※このページは2022年9月18日に更新されました)
バレエの講師になりたいけどバレエで食べていけるの?
バレエの先生ってどのくらい稼げるの?
何歳まで仕事につけるの?
など、バレエを踊っている方なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
今回は元バレエ団員がバレエ講師の年収やバレエで生計が立てられるのかについて解説していきます。
将来的にバレエ講師を目指す方やバレエの仕事に携わりたい方は参考にしてみて下さい。
【バレエ】生計は立てれるの?バレエ講師の年収について解説
バレエ講師の年収の相場は200万〜500万です。
結論として生活は可能です。
バレエ講師によって年収は様々ですが、年収はそれまでのキャリアがとても重要になってきます。
年収については下記の点が関わってきます。
- バレエ団に所属していたか
- プロとして何年経験を積んだか
- 役職は何か
- 指導歴はあるか
- 自分の持ちスタジオなのか雇われなのか
これらの違いによって年収は大きく変わります。
では具体的にどういった事が年収に関係してくるのかを解説していきます。
バレエ団に所属していたか
バレエ団に所属している、またはバレエ団に在籍していたかによって年収も変わってきます。
特に外部講師の場合はキャリアで給与が決まるため単価を上げる手段としてバレエ団を経験している方が単価交渉しやすいでしょう。
外部講師の場合、バレエ団を経験してい場合は一クラスあたり1500円など安く提示される場合もあるので可能であればバレエ団に在籍し外部講師をするのが望ましいです。
どこのバレエ教室でも外部講師の予算は抑えたいと考えているので単価を上げるためには付加価値の提供が必要になるでしょう。
プロとして何年経験を積んだか
年収を上げるポイントとしてプロとして何年経験を積んでいたかも重要になります。
プロ10年目なのか、新しく入団したばかりの新人なのかによって単価も変わってきます。
一クラスあたりの単価を上げるのであればバレエ団に在籍し、実績を作る事が重要でしょう。
また、プロのバレエダンサーと言うとバレエ団に所属して方を想像すると思いますが、バレエ団で活動する他にフリーランスとして活動している方も多いです。
フリーランスの方は元々はバレエ団などに所属し、その後独立しフリーランスとして生計を立てます。
フリーランスとしての活動はもちろんですが、それまでの過程が重要視されるので外部公演などに参加し実績を作っておくことをおすすめします。
役職は何か
年収に大きく関わってくるのはバレエ団での役職です。
プリンシパル、ソリスト、コールドによって講師の単価は異なるので単価を上げるためにはバレエ団でのポジションも大切です。
プリンシパルとコールドでは単価が何倍も変わってくるので、年収アップのためにもバレエ団での価値を高める必要があるでしょう。
バレエ団によって昇進のスピードは違うので、事前にリサーチして自分が活躍できそうなバレエ団を選ぶことが重要になります。
指導歴はあるか
指導歴は単価に大きく関わってきます。
バレエ講師の仕事に就きたい方はとても多いため、指導歴が浅い方は断られる事もあります。
可能であれば所属していたバレエ教室の助手や、知人のダンサーに求人を募集しているかを確認してもらいましょう。
バレエは横の繋がりが強いため、バレエダンサー同士のコミュニティーを大切にする事をおすすめします。
バレエは指導歴と比例して指導者としてのスキルが上がるため、指導歴が長いダンサーを雇用する傾向があります。
条件にもよりますが指導のチャンスがあった場合は、経験を積むという意味でも受けてみることも選択の一つとして持っておきましょう。
自分の持ちスタジオなのか雇われなのか
自分の持ちスタジオなのか、雇用されているのかによって年収は大きく変わります。
自分の持ちスタジオであれば、やり方によっては年収1000万も不可能ではないでしょう。
雇用と違い、自分でスタジオを持つと集客や営業などを全て自分でする必要があるため経営者としてのスキルも必要になってきます。
経営について学ぶ必要がありますが、年収を上げるには独立することが一番の近道と言えるでしょう。
まとめ
今回はバレエで生計は立てれるのか?バレエ講師の年収についての解説でした。
結論として生活は可能ですが余裕があるとは言えないでしょう。
年収を上げるためには下記の点が関わってきます。
- バレエ団に所属していたか
- プロとして何年経験を積んだか
- 役職は何か
- 指導歴はあるか
- 自分の持ちスタジオなのか雇われなのか
これらの事が年収には大きく関わってくるため、バレエ講師で生計を立てたい方は参考にしてみて下さい。
また下記では日本でバレエダンサーとして食べていくにはどうしたらいいのかについて解説しています。
海外と日本ではバレエの文化が違うの参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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