(※このページは2022年9月16日に更新されました)
最近上手く踊れない
周りとのレベルに差を感じる
上達が感じられなくなった
バレエをしていると伸び悩む時期が誰にでもありまが、伸びる時期をしっかり見定めないと効率的に上達することはできません。
今回は元バレエ団員がバレエでの伸びる時期やタイミングについて解説していきます。
今後プロとして活動したいが踊りの伸び代に悩んでいる方、モチベーションが上がらない方は参考にしてみて下さい。
【バレエ】プロになるためには伸びる時期を大切にしよう!
バレエが伸びる時期は個人差がありますが下記の事が影響しているケースが多いです。
- 年齢
- 自分を客観視できた時
- 生活がルーティーン化した時
- 挫折を感じた時
では、具体的にどういった事なのかについて解説していきます。
年齢
バレエが伸びる時期に年齢が関係してくるのは妥当だと言えるでしょう。
正確には年齢が切り替わるタイミングで自身の中で気持ちが切り替わることで伸び代に変化します。
もちろん年齢を重ねる事で考え方や感じ方が変わるので個人差の部分がとても強いです。
一般的には体が変化する高校生や物事を感覚で捉えれるようになる小学校高学年などが伸び代が高いと言われていますが、私が指導してきた経験上は年齢はさほど関係ありませんでした。
年齢によって目標を定める事が重要で、指導者側からしたら生徒の気持ちを切り替えてあげること、
生徒側からすると出来ないことに執着せず、新しい事に進んで挑戦する事が伸びる時期を持続するポイントになります。
伸びる時期ではなく、伸びる時期を作り続ける事にフォーカスするといいでしょう。
自分を客観視できた時
伸びる時期やタイミングになるのは自分を客観視できた時です。
なかなか自分の踊りを客観視する事は難しいですが、自分の踊りと向き合う事で飛躍的に向上させる事ができるでしょう。
欠点や弱みを理解し、改善する事で踊りのクオリティーをあげる事に加え、その経験が知識として残っていきます。
私が関わった生徒には人に技術や知識を共有するように伝えています。
自分が身につけた技術や知識を人に伝えれるようになった時に、考え方が整理され自分のスキルが上がるからです。
色々なダンサーを研究し、自分に足りていない物を自覚し他のダンサーの良い部分を吸収できるようになると成長のスピードは何倍にもなるでしょう。
生活がルーティーン化した時
生活がルーティーン化した時も伸びる時期だと言えます。
このルーティーンとは普段の練習に加えプラスで何かに取り組み出したことを指します。
例えば、寝る前にストレッチを始めた、体幹を強化するために家でプランクをするなどです。
正直、レッスンだけをしていて上達するのはごく少数の方だけです。
結果を出す方はレッスン以外に何かしらの特訓をしているので、上達に向けてトレーニングをルーティーン化させる事が重要になるでしょう。
普段トレーニングをしていない方からしたら少しハードルがありますが、
ルーティーンに取り組み出した瞬間から伸びるタイミングが始まったとも言えます。
目的に向かってコツコツと積み重ねる事が成功への近道です。
挫折を感じた時
一番伸びる時期は挫折を感じた時です。
これは強い行動力とやる気に繋がるので、この時間を逃してはいけません。
他の友達が結果を残したが、自分は残せなかった。
他の人は簡単にできるのに自分にはできなかった。
この悔しい気持ちが次に進むバネになり活力になります。
成功者は誰よりも失敗を経験しています。
失敗した数が多いほどそれに対して成功体験も増えていくので、失敗や挫折することを恐れないでください。
逆に自分を成長させてくれるキッカケでもあるので、その感情を大切にしていきましょう。
まとめ
今回はバレエでの伸びる時期やタイミングについての解説でした。
バレエでの伸びるタイミングは下記のケースが多いです。
- 年齢
- 自分を客観視できた時
- 生活がルーティーン化した時
- 挫折を感じた時
バレエでの伸びるタイミングは個人差がありますが、上記のタイミングは踊りを伸ばすチャンスと言えます。
時には足を止めて悩むことも大切でしょう。しかし最初の一歩を踏み出す事で道は開けるので行動することをやめないでください。
また下記ではモチベーションが下がった時におすすめしたい改善法について解説しているので参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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