(※このページは2022年7月19日に更新されました)
肩こりはなぜ起こるのか?
肩こりは日常の生活習慣が影響しています。普段の姿勢や体の癖がより肩の辛さを悪化させます。
今回はそんな慢性的な肩の辛さがなぜ起こるのか?また、それを改善するためのストレッチをご紹介します。
辛い肩こりの原因をしっかり把握し改善していきましょう。
慢性的な肩こりの原因
肩こりの原因として生活習慣とあげましたが、実際生活をしていてどんな姿勢になっていますか?
仕事でパソコンに向き合っている時や、スマホを見ている時に自然と首が前に倒れていると思います。
体はS字にカーブすることで重さを分散しています。
この写真からも分かるように重さを逃すために湾曲しています。
人間の頭部は4〜6キロほどあり、S字になることで衝撃を緩和しています。
しかし、普段から頭が前に倒れることでそのS字に変化が出てきます。
これが首の辛さを更に加速させます。
慢性的な肩こりの原因である日常生活を改善することがとても重要になってきます。
また、肩甲骨の動きが悪くなることで更に辛さが出てくることも把握しておきましょう。
腕を上げたりする際に肩甲骨が作用しますが、なかなか腕を大きく上げることって少なくなっていると思います。
棚の上の物を取るときに手が上がりにくいと感じる方もいるかもしれません。
それは肩甲骨の動きが関係しているので、しっかりと肩甲骨を動かし肩こりを改善していきましょう。
肩こりを改善させるストレッチ3選!
肩甲骨のストレッチ
まずはタオルの頭の真上に持っていきます。
タオルが緩まないように引っ張りながら、肩の後ろに下げます。
この際に肩甲骨を寄せ合うイメージを持ちましょう。
降ろした時に首が前に突き出ないように意識することが大切です。
真下に下げることが目的なので、胸が開いたり背中が反らないようにしてください。
ストレッチ全般に言えることですが呼吸は止めないように行っていきましょう。
大胸筋のストレッチ!
肩こりなのに大胸筋?
そのような疑問を抱く方も多いと思います。
ここで一つ想像していただきたいのが、パソコンやスマホを見る時に肩や胸はどうなっていますか?
おそらく多くの方が肩が内側に入り猫背のような姿勢になっているのではないでしょうか。
また、その時に大胸筋は収縮しています。
胸が中に入ることで肩甲骨の動きを更に制限しています。
この事から胸のストレッチを入れることが肩甲骨の動き、それが肩へと関係していきます。
さて、前書きが長くなってしまいましたがさっそくストレッチの説明に入ります。
まずは壁に手をつきます。
この時手の角度は床と並行に。
硬い方は手をついただけで伸びる感じがあると思います。
手をついた状態で反対側に体を捻ると胸が伸びてくるので、呼吸を止めないで15秒を3セットを目安にストレッチを行っていきましょう。
胸鎖乳突筋のストレッチ!
次は胸鎖乳突筋のストレッチです。
まずは鎖骨の下を軽くおさえます。
おさえている手とは反対側を向き、顔の向きは斜め上を意識しましょう。
この時顎を少し突き出すようにすると伸びやすくなります。
肩と直結している首の筋肉を伸ばすことで肩こりが改善されていきます。
まとめ
今回は辛い肩コリの改善方法のご紹介でした。
お風呂上がりなどにストレッチをするとより効果が出やすいのでそれを狙ってみてください。
今回なぜ急にストレッチの記事を書いたかですが、そこにもしっかりと人間関係に繋がっています。
人は初対面の方をまず視覚で判断します。
その際に猫背や首が前に出ていて体調が悪そうに見える方より、姿勢が美しく自信を持っている方に良好印象を抱くでしょう。
体質改善することで心が穏やかになり人にも優しくなれます。
秋風清晴
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