【バレエ】バレエのリフトのコツ3選!男性ダンサーが徹底解説します

バレエ

(※このページは2022年9月2日に更新されました)

リフトが上手くできない

練習方法が分からない

できるイメージが湧かない

など、バレエの花形であるリフトが上手くできなくて悩んでいる方も多いと思います。

今回は元バレエ団員がバレエのリフトのコツについて解説していきます。

こちらでは特に女性に気をつけて欲しいことを書いています。

男性のためのリフトのコツについては別の投稿で解説していきます。

パドドゥには必ずと言って良いほどリフトが入っていますが、このリフトが上手くできないと作品が台無しになってしまいます。

この記事を読むことで、リフトをする時のコツや恐怖心をなくす事が出来るので参考にしてみて下さい。



【バレエ】バレエのリフトのコツ3選!男性ダンサーが徹底解説します

早速バレエのリフトにおけるコツについて解説していきます。

リフトをの際に下記のポイントを気をつけることでリフトは改善されていきます。

  • 猫背や反り腰を正す
  • 中心軸を意識する
  • 体幹を鍛える

では、これらについて徹底解説していきます。

猫背や反り腰を正す

バレエのリフトを成功させるためには、猫背や反り腰を正す事が最優先です

男性ダンサーにとって猫背や反り腰の女性をリフトするのは怪我のリスクにも繋がるため改善が必要です。

分かり易い例として、肩リフトをイメージしてみて下さい。

肩リフトをする時に顔が前に飛び出して猫背になっていたり、反り腰になってお腹が開いている状態では正しいポジションとは言えず、綺麗ではありません。

普段のレッスンから姿勢を改善する努力が必要になってくるので、常に意識しながら姿勢を変えていきましょう。

また、反り腰や猫背になっているかはアレグロなどでチェックすることもできます。

鏡を横にしてシャンジュマンやスーブルソーをしてみて下さい。

お腹が開いたり、お尻が突き出しているとリフトにも影響が出てくるので、

アレグロなどでも癖が出ていないかを日々チェックすると良いでしょう。

中心軸を意識する

バレエのリフトをする時に男性を意識して!と言われる方も多いのでは無いでしょうか?

これはもちろん正しい事なのですが、実際は意味が分からない方もいるのではないでしょうか。

中心軸を意識するというのは、買い物で例えるとお米の袋を体に密着させて持つ事と似ています。

体の軸に近いほど安定性が増し、重さに耐えれるようになります。

男性を意識してと言われるということは、腕を伸ばしてお米の袋を持たせているような事なので男性ダンサーの体が壊れてしまいます。

この改善法としては姿勢を正して椅子に座り、足を持ち上げる事が効果的です。

猫背、反り腰に注意しながら坐骨に重心が乗るように心がけましょう。



体幹を鍛える

バレエのリフトでは体幹を鍛えることは必須です。

女性は安定性がない場所でポジションを決める必要があるため、パドドゥをする事が決まったら体幹を鍛え始めることをおすすめします。

肩リフトやリプカ、アラベスクリフトなど全てのリフトは体幹が強くなることで安定性が上がるので日々のレッスンに体幹トレーニングを追加しましょう。

リフトなどで役立つおすすめの体幹トレーニングはバランスボールを使ったエクササイズです。

座っているだけで、体幹が鍛えられてバランスもコントロールすることが出来るのでとても効果的です。

まとめ

今回はバレエのリフトのコツ3選について解説しました。

バレエのリフトでは下記の事に注意することで安定性が大きく上がります。

  • 猫背や反り腰を正す
  • 中心軸を意識する
  • 体幹を鍛える

これらのことは難しいことではなく、普段のレッスンで意識することで改善することができます。

パドドゥを上手く踊りたい方や、リフトが上手く出来るようになりたい方はぜひ挑戦してみて下さい。

また、下記では初めてのパドドゥを上手く踊るコツについて解説しているので、

こちらも参考にしてみて下さい。

秋風清晴



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