【バレエ】初心者必見!バランスのコツについて解説します

バレエ

(※このページは2022年9月30日に更新されました)

バレエを踊っていてバランスがとれない

パッセバランスやアラベスクでバランスが崩れてしまう

アティチュードのバランスの感覚がわからない

など、上手くバランスをとりたいけど思うように出来ない方も多いです。

バレエでは踊ることに加えバランスを取る事が非常に大切になってくるので、踊りを上達させるためにはバランスをとれる事が必須になります。

今回は元バレエ団員がバランスのコツについて解説していきます。

私自身もバランス感覚は優れている方ではなかったので試行錯誤を繰り返しました。

バランス感覚を鍛えるため、バランスをとるために行ってきた事について詳しく解説していくので、

バランスがとれなくて困っている方、バレエが上達したい方は参考にしてみて下さい。

【バレエ】初心者必見!バランスのコツについて解説します

まずは自身の現状を把握する必要があります。

どのようにバランスがとれないのか

足が辛くなってバランスが定まらないのか

怖くて立てないのか

など、自身の状態をしっかり把握しておきましょう。

今回お伝えするバランスをとりやすくなるコツについては下記の事を意識することが重要になります。

  • ふくらはぎを鍛える
  • 体幹を鍛える
  • ポジションを完成させない

では、具体的にどういった事なのかについて解説していきます。

ふくらはぎを鍛える

バレエ団時代にバランスをとるために一番行ってきたことはふくらはぎを鍛える事です。

ふくらはぎを鍛える事で軸が安定し中心軸が定りやすくなります

ふくらはぎの筋力が強くなるとバランス感覚が向上されます。それに加えピルエットやアレグロなども大きく改善されるためテクニックを強くしたい方もふくらはぎを鍛えることをおすすめします。

私自身がテクニックを強くしたいということもありレッスン中や家ではふくらはぎの筋トレを欠かさず行っていました。

ふくらはぎの鍛え方はシンプルなルルベアップがいいでしょう。

必要以上に加重はしなくていいので、自重で鍛える事をおすすめします。

体幹を鍛える

バランスをとるためには体幹を鍛えることも重要です。

体幹を鍛える事で様々なポジションでバランスをとる事が出来るようになるため、ふくらはぎのトレーニングと並行して体幹を鍛える事をおすすめします。

体幹はアダージオやグランワルツでも欠かせないため優れたダンサーは必ず体幹トレーニングをしています。

バレエを上達させたい方、バランスを安定させたい方は体幹を意識したレッスンをしてみて下さい。

体幹の鍛え方はプランクで問題ないです。

プランクはしっかり体幹を鍛える事が出来る上に、場所を選ばないためレッスンの合間にする事が出来るので効率的です。

1分3セットを目安にトレーニングする事で体幹が劇的に変化していくでしょう。

レッスンにプラスして体幹を鍛える事で踊りやすさ、踊りの正確性が上がるためバランス感覚を高めたい方は毎日のルーティーンに加えてみて下さい。

ポジションを完成させない

バランスがとれない方の多くはポジションを無理矢理に作ろうとしています。

正確なポジションを作る事ができればバランスをとることは可能ですが、無理にポジションを作るとバランスを崩し、最悪の場合は怪我にも繋がります。

アラベスクのパンシェやアティチュードなど最初から完璧にしたい気持ちはわかりますが、最初は軸のバランスを意識した練習をするのがいいでしょう。

ある程度バランス感覚がついてきたら徐々にポジションを正確にしていきましょう。

フラッペやアダージオ、グランバットマンもルルベで行う事で体幹が強くなりバランス感覚が鋭くなるので上達のスピードを上げたい方はレッスンで取り入れてみて下さい。

まとめ

今回はバレエ初心者必見、バランスのコツについての解説でした。

バランスをとるためには下記の点が重要になります。

  • ふくらはぎを鍛える
  • 体幹を鍛える
  • ポジションを完成させない

ふくらはぎや体幹を鍛えることはもちろん重要ですが、ポジションを無理に作らないということが大切です。

バレエは運動強度が高いので怪我のリスクもあります。

上達するためには怪我を予防して効率的に練習をする必要があるので、怪我をしない体作りも並行して行ってみて下さい。

また、下記ではバレエでの怪我の予防についての記事を書いています。

目標や夢がある方、これから練習を重ね上達したい方は参考にしてみて下さい。

秋風清晴

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