(※このページは2022年10月14日に更新されました)
男性とのパドドゥで何を気をつければいいの?
アダージオでのマナーとかあるの?
など、初めてのパドドゥでは何を気をつけたら良いのかわからない方も多いと思います。
今回は元バレエ団員がパドドゥでのマナーについて解説していきます。
アダージオクラスにおいて、実は男性が思っていても言えない事があります。
また、必ずチェックしているポイントなどもあるため、これからアダージオクラスやパドドゥを組む方は参考にしてみて下さい。
【バレエ】パドドゥでのマナーについて解説!男性は実はここを見ています
早速パドドゥのマナーについて解説していきます。
パドドゥにおいて男性バレエダンサーは下記のことを重点的に見ています。
- 挨拶ができているか
- 巻きスカートを着用していないか
- 爪を整えているか
- 強い香水をつけていないか
- レッスン後にレオタードの替えているか
では具体的にどういった事なのかについて解説していきます。
挨拶ができているか
男性バレエダンサーは挨拶などの礼儀やマナーがしっかりできているかを重要視します。
アダージオは信頼関係があって初めて成立するものです。
男性からすれば、挨拶などでどういったスタジオなのかを把握するため、最初がとても肝心です。
しっかりと目を見て挨拶して、リハーサル中も明るい雰囲気作りを心がけて下さい。
また、男性ダンサーは相手の意見も聞きたいと思っているので気になった点やわからない事があった場合は遠慮せずに質問してみましょう。
バレエではコミュニケーションが取れているかによって作品の完成度が変わります。
より良い作品作りをするためにもコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことをおすすめします。
巻きスカートを着用していないか
パドドゥ、アダージオクラスでは巻きスカートは着用しないようにしましょう。
一見パドドゥの練習に適しているかのように感じますが、巻きスカートは練習に適していません。
パドドゥではピルエットやリフト、プロムナードなど腰回りをサポートする事が多いため巻きスカートを着用しているとスカートが邪魔をしてしまいます。
特にリフトなど難易度が高い技では怪我にも繋がってしまうケースも少なくないため、
効果的に意味のある練習をするためにも巻きスカートの着用は控えることをおすすめします。
男性ダンサーからすると踊りにくい、サポートしにくいというのが本音なのでこれからアダージオクラスなどをする方は注意してみて下さい。
爪を整えているか
パドドゥを組む方は爪の長さに注意して下さい。
アダージオでは練習の過程で爪が接触することもあります。
その際に爪が尖っていると相手の男性に突き刺さり怪我をさせるため、アダージオの当日までにはしっかり爪を整えておきましょう。
私も現役時代はアダージオの練習で爪が突き刺さり怪我をしたことがあるので、男性と組む方は注意しましょう。
些細な事が信頼関係に影響が及ぼすこともあるため、パドドゥをする方はお互いの配慮を忘れないように心がけましょう。
強い香水をつけていないか
パドドゥでは強い香水はNGです。
男性ダンサーによっては匂いに抵抗がある方もいるため、アダージオを組むときは香水を使わない、
もしくは香りの強くない香水をつける事が望ましいです。
汗の匂いを隠すための配慮とも取れますが、実際は香水の匂いが強いと感じるダンサーも多いため、
パドドゥの練習では強い香水は控えることを強くおすすめします。
レッスン後にレオタードを変えているか
パドドゥの練習は基本的にクラスレッスンが終わった後にすることが多いです。
そのままパドドゥの練習をしてしまうと相手に汗がついてしまうため、レッスン後は新しいレオタードに着替えてからリハーサルをするのが良いでしょう。
これは男女に共通したことでもありますが、パドドゥやリハーサルではその都度着替えをすることがマナーにあたります。
より良好な関係を築くためにも相手に配慮し、マナーを認識しておくことが重要になります。
まとめ
今回はバレエでのパドドゥのマナーについての解説でした。
男性ダンサーは下記の点を見ているため、これからパドドゥをする方は参考にしてみて下さい。
- 挨拶ができているか
- 巻きスカートを着用していないか
- 爪を整えているか
- 強い香水をつけていないか
- レッスン後にレオタードの替えているか
パドドゥでは信頼関係を築くことが何よりも大切なので、お互いに配慮し意味のある時間を作りましょう。
また下記ではグランパドドゥの作品別のランキングについて紹介しています。
パドドゥの特徴などを解説しているので、これからパドドゥを組む方は参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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