(※このページは2022年9月12日に更新されました)
グランワルツやアレグロで高く飛びたいけど上手くできない
高くジャンプしたいけどコツがわからない
バレエをしている方なら一度は疑問に感じた事もあるのではないでしょうか。
今回は元バレエ団員がグランワルツやアレグロで高く飛ぶためのコツについて解説していきます。
少し意識するだけでクラスレッスンでの飛び方が見違えるように変わるので参考にしてみて下さい。
【バレエ】ジャンプを高く飛ぶためのコツ3選を解説
バレエでジャンプを高く飛ぶためには下記の点を注意する事が重要になります。
- 体幹を鍛える
- 日常生活の姿勢改善
- アームスの使い方
上記の点を意識する事でグランワルツやアレグロが高く飛びやすくなります。
では具体的にどういた事に意識を向ければいいのかについて解説していきます。
体幹を鍛える
アレグロなどを飛ぶときに何を意識して飛んでいますか?
多くの方がプリエを使うと答えていると思います。
もちろんプリエを使うことはとても大切なことですが、それ以上に大切なことは体幹を鍛える事です。
また、ジャンプを高く飛ぶために色々と試行錯誤をするわけですが、ジャンプが高く飛べていない原因を把握することの方が先決問題になるので優先順位を間違えないようにしましょう。
高く飛ぼうとすると全身の力を使って飛ぶことになりますが、この時に体幹がどうなっているかをまずは確認しましょう。
高く飛べていない人の大半が肋骨が開き、反り腰のような姿勢で飛んでいるケースが多いです。
高く飛ぼうとしていることが、逆に高く飛べないような状況を作ってしまっている事がとても多いのでまずは、体幹トレーニングをする事で体幹を強化していきましょう。
体幹強化はプランクで十分なので、姿勢が崩れないように意識しながらレッスンの合間に取り入れてみて下さい。
日常生活の姿勢改善
先ほど体幹について解説しましたが、日常生活が影響し姿勢が悪化する事で高く飛べないといった事もあります。
ここで確認してほしいことは普段の姿勢が反り腰なのか、猫背なのかといった事を把握する事です。
基本的に日常生活の姿勢が悪い方は、バレエを踊っている時も姿勢が良くないです。
バレエスタジオの先生によって姿勢改善に協力してくれる先生もいますが、大半の方は日常の姿勢改善については関与してこないでしょう。
普段の姿勢が悪い事で、レッスン中だけ無理をして飛ぶことになるので怪我などにも繋がってしまいます。
高く正確に飛ぶためには普段の姿勢改善は必須になるので、レッスン後のストレッチや家でのセルフケアが重要になってくるでしょう。
アームスの使い方
バレエは足の力だけでは飛びません。
上半身の力も使って飛ぶため、下半身と上半身の動きを連動させる事が特に重要です。
アレグロは体幹を意識することで高く飛ぶことができますが、グランワルツでは上半身の力を使う事でさらに高く飛ぶ事が可能です。
練習法はアレグロなどでもできますが、おすすめはアントルラッセを用いた練習です。
アントルラッセは上半身と下半身の使い方を覚えるのに適したパなので、まずは上半身と下半身が連動することでどのくらい飛びやすさが変化するかを確認してみて下さい。
他におすすめしたいパはアントルシャシスです。
これもアームスの力を使うことで格段に飛びやすくなるため練習にはぴったりです。
また、バーレッスンでは上半身と下半身を別々の動きをしますが、これも連動性に繋がってくるので普段のバーレッスンから意識をする事が大切です。
まとめ
今回はバレエのグランワルツやアレグロで高く飛ぶためのコツについての解説でした。
高く飛ぶためには下記の事を意識する事が大切です。
- 体幹を鍛える
- 日常生活の姿勢改善
- アームスの使い方
これらのことを意識するだけで飛び方は大きく変わるので普段のレッスンから取り入れて高いジャンプを目指しましょう。
また下記ではアレグロが上手になるためのコツについて解説しているので参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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