(※このページは2023年7月13日に更新されました)
大人からはじめてもバレエが上手くなりたい!
小さい頃からバレエをしていないと上手くなれないのかな?
私には才能がないんだ・・・
など、思ってしまった方もいるのではないでしょうか。
実は筆者もバレエをはじめたのは遅い方でした。
まわりがバレエの練習に向き合っている時にただボーッと見ているだけでした。
気持ちの変化がありバレエが好きになり、その後プロとして活動するなんて当時の自分には想像もしてなかったです。
正直はじめるのが遅かったことがデメリットに感じることもありましたが、年齢を重ねていたおかげでプロになれたと確信しています。
今回はそんな大人になってから劇的に上手くなれるコツ3選を元バレエ団員が解説していきます。
前置きが長くなってしまいましたが、大人になった今からでも頑張りたい!楽しみたいと思った方はぜひ参考にしてみてください。
大人からはじめても上手くなれるコツ3選!
ではさっそく紹介していきます。
大人からはじめても上手くなれるコツ3選は下記が重要になります。
- 客観視
- 分析力
- 理解と探求
文字だけ見ると難しく、イメージが湧きにくいと思いますが、項目別に具体的に解説していきます。
この3つを把握した時、あなたは他の方と大きな差がついていることでしょう。
この方法は子供には難しく、大人の方に適した方法になっているので参考にしてみてください。
客観視
大人からバレエをはじめても上手くなれるコツは自分を客観視できること!
実はバレエが上達する上で一番大切な事といっても過言ではないです。
子供の頃はどうしても自分を中心に考え、自分の考えをベースに考えてしまいます。
ですが大人になってからはどうでしょうか?
一歩引いて自分を客観視することができている方がほとんどだと思います。
この客観視こそが上達の大切なキーになります。
自分の持ち味や欠点、改善するべきポイントの理解できているため優先順位をつけることができます。
仕事も同じですが、課題に対して優先順位をつけて処理できるかでその後の結果が大きく変わるため、
自分を客観視できるこのメリットを活かすことで上達へと直結すると言えるでしょう。
なかなか、客観視と言われもピンとこない方は自分の踊りを動画に撮影してみてください!
普段、鏡越しに見えているものとは違った視点が必ず出てきます。
まずは自分を客観視すること。これが劇的に上手くなる一歩に繋がります。
分析力
お次は分析力です。
この分析力は客観視と似ているようで違うので注意してくださいね!
ここでの分析力というのは他人からスキルを学ぶことを指します。
プロで踊ってきたからこそ分かりますが、いかに優れたダンサーでも得意、不得意があり、
ここを補うことができるダンサーが一流のプロと言っていいでしょう。
どうやって補うかについてはもうお分かりだと思いますが他人から分析し、自分に落とし込むことが重要になります。
簡単にいうと1人で悩むより、皆んなで考える方が結論に辿りつきやすいということ。
スタジオにも必ず1人はいるであろう、なぜか出来てしまう人。
そういった方の動きを分析し、自分に取り入れる。時にはコミュニケーションをとり動きのイメージを固めることも大切でしょう。
バレエは個人競技ではないので、苦手なことも吸収し自分の得意技にできるよう工夫する事をお勧めします!
理解と探求
最後は理解と探求です。
バレエの動きにはひとつひとつに意味がるのをご存じですか?
実はこの意味を理解しないでレッスンをしている方も多く、プロになってから覚える方も少なくありません。
また、動きの意味を理解できると、踊り方が大幅に変わります!
よく同じ動きをしているはずなのに他人がとても綺麗に見えたりしませんか?
その背景には動きの意味を大切に、丁寧に踊っているからより優雅で綺麗に見えてきます。
そして、動きの理解ができるとその後にさらに美しく見せるための探求がはじまります。
バレエは終わりがない芸術です。
日々のレッスンで常に美を追求し続けて昇華させていきます。
こういった踊りへの理解と探求は大人だからこそできる強みなので、レッスンでは楽しく毎日新しい知識を入れていきましょう。
まとめ
今回は大人からはじめても上手くなれるコツ3選についての解説でした。
もちろん子供の頃に経験することは大切です。
基礎が身につき、たくさんの作品にも触れることができるでしょう。
しかし、大人になってからこそ身につく事もたくさんあるのも事実です!
- 客観視
- 分析力
- 理解と探求
これらのことを意識してレッスンすることで飛躍的に上手くなれます!
また下記では踊りを激変するための基礎について解説しているので、より上達させたい方は参考にしてみてください。
秋風清晴
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