【バレエ】ランキング別に解説!初めてのグランパドドゥはこれを選ぼう!

バレエ

(※このページは2024年5月9日に更新されました)

バレエをしていると舞台で踊る機会が増えてきます。

習い初めの頃は数人で踊っていた演目も、経験を積むことでソロで活躍される方もいるでしょう。

そんな中、初めてグランパドドゥを踊ることになった方もいるのではないでしょうか?

初めてのグランパドドゥだから何を踊ったらいいかわからない

何が簡単で何が難しいのか分からない

初心者向けの作品は何だろう?

など不安に感じている方も多いのが現状です。

スタジオによっては先生が演目を決めることもありますが、踊り手の気持ちを尊重して作品を選べることもあります。

今回は初めてのグランパドドゥをランキング別に解説します!

予め、演目の特徴を捉えておくことで作品への理解や、習得度が変わってくるのでぜひ参考にしてみてください。



【バレエ】ランキング別に解説!初めてのグランパドドゥはこれを選ぼう!

ランキングを紹介していきますが、今回は下記の項目をもとにランキングを定めています。

踊りやすさ

表現力

体力面

これらをもとに判断しています。

踊りやすさは技術面の難易度、表現力は演目内でのマイム力なども含まれています。

では早速解説していきます!

1位 コッペリア

ランキング1位はコッペリアのグランパドドゥです。

このグランは比較的踊りやすく、アダージオも難しくないので初めてのパドドゥで選ばれやすい演目です。

女性の方はコッペリアのバリエーションを経験されている方も多いこともあり、バリエーション面で不安が少ないのも上位に入るポイントでしょう。

ピルエットやプロムナードなど基本的なアダージオのテクニックは入っていますが他の演目と比べてリフトが少ない傾向にあるのも特徴と言えます。

体力面ではテンポがゆっくりのため、踊り慣れてくると落ち着いてペース配分できるようになります。

表現力の部分では男女のフレッシュな雰囲気を伝えることが重要ですが、特別意識しなくても自然に表現できる方が多いです。

テクニック面、体力面を加味しても初めてのグランパドドゥに適した作品と言えるでしょう!



2位 海賊

ランキング第2位は海賊です!

海賊が2位に入るの?と驚きを隠せない方も多いのではないでしょうか。

実は海賊のグランパドドゥは思っているより難易度は高くはありません。

大きなリフトや、フェッテなどがあるため高難易度に感じますが、アダージオ自体は簡単な部類と言えます。

ですが、コッペリアと違いリフトやテクニックが多く入っているので、踊りこなすにはある程度の練習は必要になるでしょう。

この演目の特徴は前述した通りテクニックが多く入っていることですが、アダージオの基礎が詰め込まれています。

逆に言うと、この演目が踊れればアダージオの基礎をある程度習得できているとも言いかえられるためしっかりとアダージオをマスターしたい方にはうってつけの作品だと言えるでしょう!

技術面ではテクニックの強化、表現力の部分では演目を理解する力が問われるため難易度は少し高くなります。

アダージオの優雅さ、コーダに向けての躍動感が人気の演目ですが、初めてのグランパドドゥでも人気の高い演目なのでぜひ挑戦してみてください!

3位 ドン・キホーテ

第3位はドン・キホーテです。

コッペリアや海賊と比較すると難易度は上がりますが、初めてでも挑戦することが多い演目です。

この演目も海賊と同様に、高いテクニック力と表現力、スタミナが必要になるでしょう。

このアダージオでは前半と後半でアダージオのテンポが変わるため、表現の仕方を変える必要があります。

また大きなリフトが数箇所あるため、しっかりとリハーサルの時間を確保する必要があります。

様々なバージョンがありますが、どのバーションもリフトやピルエット、コーダではフェッテも入っているので安定した技術力を求められるでしょう。

スタミナ面でも、バリエーションも含め跳躍が多いので本番に向けて体力作りをしておく必要があります。

難易度が上がるため個人的にはコッペリアや海賊、またはトロワの演目を最初はおすすめしますが、ダンサーであれば一度は踊ってみたいのがドン・キホーテです!

事前にしっかり対策、練習を積むことで初めてのグランパドドゥとして踊ってみるのもいいのではないでしょうか。

また、少し話はそれますがコンクールなどで上位を狙うならドン・キホーテは最適です!

グランパドドゥ部門でも人気の演目なので、将来コンクールを狙うなら練習しておくことをおすすめします。



次点 ブルーバード

最後は次点でブルーバードです。

この演目こそ最初に踊られる方も多いのではないでしょうか。

実はこの演目は1位でも良かったんですが、ブルーバードは年齢によっては選ばれることが少ないためこの順位になりました。

小中学生であれば、ブルーバードはランキング上位に入りますが、ある程度大人になってからグランパドドゥをする方には避けられる傾向がある演目と言えるでしょう。

もちろん、演目としては美しく踊りやすいため大人の方にも人気ですが、ブルーバードを踊るなら他の作品を踊りたいと思う方もいます。

アダージオとしては基礎が多く取り入れられ、テンポもゆっくりのため非常に踊りやすいです

ポイントでリフトがありますが、高難易度というわけではないので初めてのグランパドドゥに適した演目と言えるでしょう!

個人的には好きな演目なので、より多くの方に踊ってほしいですね!

まとめ

今回は初めてのグランパドドゥ選びをランキング別に解説しました!

ランキングは下記の通りです。

1位 コッペリア

2位 海賊

3位 ドン・キホーテ  

次点 ブルーバード

初めてのグランパドドゥはとても重要で、今後の踊り方を左右するものになります。

事前にしっかり演目について把握して、ご自身に合った演目を選択してみてください!

また下記では、グランパドドゥの難易度について解説しています。

今後さらに様々な演目に挑戦したい方は参考にしてみてください。

秋風清晴



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