(※このページは2022年8月4日に更新されました)
バレエを始めたいけど男性はレッスンで何を着ればいいの?
決められた練習着があるのか?
どこのメーカーにすればいいのか?
など、最初はわからないことも多いと思います。
バレエ教室、バレエ団では男性ダンサーはどういった服装でレッスンをしているかなど気になる方も多いはず。
今回は元バレエ団員が男性バレエダンサーのレッスン着について解説していきます!
バレエダンサーに決められたレッスン着はない
はい。そうなんです。
バレエ団では基本的にレッスン着の指定がなく好きなレッスン着でクラスレッスンや、リハーサルを行うことができます!
イメージではチャコット、シルビア、YUMIKOなど着ているのでは?と思いがちなのですが、それはあくまで女性ダンサーの話。
男性ダンサーは自由に着ていることが多く、バレエのメーカーを使用している人は意外と少ないです。
というのも、バレエメーカーのレッスン着は性能が素晴らしい反面、コストが高くなってしまう傾向があるからです。
また、レッスン着は消耗品のため出来るだけ安価に収めたいと考えるダンサーも少なくないため、
好きな服をコスパよく買っている人が多いのが現状です。
バレエタイツなどは特に高価な部類に入るので、ショートパンツや、レギンスで代用しているダンサーもいます。
もちろん、厚手の生地やラインが見えないレッスン着はNGです!
基本的には動きやラインが見える格好であれば問題ないですが、
どこでそんなもの買ってきたの?
というような、モコモコの生地でレッスンをしようとする人もいるので絶対にやめて下さい!
長袖も出来れば避けた方がいいでしょう。
上半身から下半身はラインが見えていることが条件なので選ぶ際は気をつけてください。
また、バーレッスンの序盤では体がアップできていなくて、寒くて着込んでいる人もいますが、
センターレッスンやリハーサルではラインが見えるレッスン着でいる必要があります。
バレエマスターやミストレス、コレオグラファーに失礼のないようにリハーサルでは注意してください。
バレエ団付属バレエ学校は指定されているレッスン着を着用する
バレエ団付属バレエ学校ではあらかじめ定められたレッスン着を着用するケースが多いです。
基本的には女性は黒のレオタード、男性は白シャツに黒タイツのパターンが多いです。
私が留学していた時もレッスン着はクラス別によって統一されていました。
レッスン着の色が違うことで、先輩や後輩、同期が一目でわかるので優れた制度だと思います。
日本のバレエ教室でもそれを取り入れているスタジオもよく見かけます。
生徒同士も分かりやすいですし、保護者の方も把握しやすいので、これからバレエ教室を開業される方は積極的に取り入れるのも良いでしょう。
バレエスタジオによっては好きなデザインを着ても大丈夫
バレエスタジオによっては好きなレッスン着で練習をすることが許可されています!
バレエダンサーにとって好きなレオタードや、お気に入りのレッスン着があればそれで練習をしたいものです。
モチベーションを上げるためにも好きなレッスン着でクラスを受けていいバレエ教室も増えているので、事前にバレエ教室に確認することをおすすめします。
しかし、バレエ教室によっては統一させることで、レッスンの質を保つことを目的としたスタジオもあります。
バレエを習いに行く際には、自分がどういった目的でバレエを習うかによって場所選びも変わってくるでしょう。
まとめ
今回は男性バレエダンサーはレッスン着で何を選べばいいのかについての解説でした。
私も留学中は、定められたレッスン着を毎日のように着ていたので、バレエ団に入団してから好きなレッスン着で練習できることがとても嬉しかったのを覚えています。
やはり、バレエを追求する上でモチベーションは切っても切れない関係です。
踊りのクオリティーを上げるためにもお気に入りのレッスン着を身につけることをおすすめします!
アドバイスとしては、男性バレエダンサーはタイツで踊る方がいいです。
ラインがしっかり出て踊り方が大きく変わるのでぜひタイツを着用してレッスンしてみてください。
また下記の記事では日本でバレエダンサーとして生きていくための記事を書いているのでぜひ参考にしてみてください。
秋風清晴
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