(※このページは2022年9月7日に更新されました)
グランパドドゥで人気の作品は何だろうと考えたことはありませんか?
発表会やコンクールなどでグランパドドゥをする方は、人気の作品を知っておくことが重要です。
今回は元バレエ団員がグランパドドゥで人気の作品ベスト5について解説していきます。
踊りの難易度や踊りやすさも評価ポイントの対象となっているので自分の予想と合っているかを確認してみて下さい。
【バレエ】グランパドドゥで人気の作品ベスト5を解説!
では、早速ベスト5を解説していきますが、選ばれる作品は下記のポイントが優れています。
- 発表会やコンクールで踊られてる
- 踊りやすく練習になる
- 年齢層に縛られない作品である
人気が出る作品にはこれらの事が備わっています。
素晴らしい作品でもグランパドドゥの難易度が高く、あまりスキルアップに向かない作品はもちろん人気がないですし、挑戦しようと思う人も少ないです。
コンクールや発表会では踊りやすく、アピールしやすい作品が人気になるのであらかじめ人気の作品を把握しておきましょう。
ドン・キホーテ
ドン・キホーテのグランパドドゥは発表会やコンクールで特に人気があります。
華やかな作品でリフトが多く入っていることもあり観ている側も楽しくなれる作品です。
また、難易度も高そうに感じますが基本的なパの組み合わせが多いので見た目ほど難しくないのも人気のポイントの1つです。
前半と後半での踊り分けが大切で、その部分の表現をどのくらい出せるかによって作品のクオリティーは大きく変わります。
コンクールでも上位入賞を狙える作品なので、踊り込むことで結果に繋げやすいでしょう。
バレエダンサーなら一度は踊っておきたい作品なので、機会があれば踊ってみることをおすすめします。
海賊
次は海賊のグランパドドゥです。
この作品も会場が盛り上がる作品の代表格です。
アダージオでは基本的なパが多いため、初めてグランパドドゥをする方にも人気があります。
比較的バリエーションは踊ったことがある人は多いのではないでしょうか。
練習していたバリエーションをそのままグランパドドゥでも活用できるため、発表会での起用率も高いです。
また、アダージオの部分では男性との練習がしやすい事もおすすめのポイントになります。
アダージオの壮大さ、コーダにかけての追い込みは舞台を華やかにさせること間違い無いので、
舞台を盛り上げたい方には最適な演目と言えるでしょう。
くるみ割り人形
グランパドドゥと言ったらくるみ割り人形と言う人も多いでしょう。
くるみ割り人形のグランパドドゥは幅広い年齢層から支持されてる人気の作品です。
この作品は振付や音が素晴らしく、踊っていると作品に入り込んでしまいます。
前半では落ち着きのあるアダージオですが、後半では一気に盛り上がりを見せます。
力強さや表現力も求められる作品なので、難易度は少し高めです。
振付によってさらに難易度は変わりますが、踊り込むのにはある程度の時間が必要でしょう。
しかし、一度この作品を踊ったら他の作品では満足できないほどの達成感があるので、
一度は踊っておくと良いでしょう。
サタネラ
次はサタネラのグランパドドゥです。
意外に感じる方もいるかもしれませんが、サタネラのグランパドドゥはコンクールなどでも踊る方がいるほど人気がある作品です。
この作品はドンキや海賊、くるみ割り人形などと違って独特の世界観があり少し癖のある演目になります。
男女間の絡みが面白く、表現者によっては笑いも誘うことが出来るため踊ってみたいダンサーは多いです。
また、そのギャップとは別にそれぞれのバリエーションでは高難度のテクニックが盛り込まれているためある程度安定したテクニックが必要になります。
年齢層の面では10代から20代の方が踊っている事が多く見受けられます。
眠れる森の美女
バレエダンサーなら眠れる森の美女のグランパドドゥを踊りたい方はとても多いです。
王道の演目ですが、踊るには正確な基礎やテクニックが必要になるため難易度はとても高いです。
その分、基礎が得意、強い方にとっては自分の強みを全面に出せる最適な演目でもあるのでおすすめです。
このグランパドドゥでは一見同じテンポで踊っているように見えますが抑揚をつけることで作品の完成度は跳ね上がります。
男女間でのパートナリングがとても重要で、男性ダンサーからしても難しい作品に入ります。
練習量が物を言う作品でもあるので、踊るためにはしっかりリハーサル時間を確保しましょう。
まとめ
今回はグランパドドゥで人気の作品ベスト5を解説しました。
人気の理由は下記の点が優れているためです。
- 発表会やコンクールで踊られてる
- 踊りやすく練習になる
- 年齢層に縛られない作品である
どの作品も非常に人気があり、バレエダンサーなら一度は踊ってみたい作品です。
今からコンクールで上位を狙いたい人や発表会での作品を探している人はぜひ踊ってみて下さい。
また、下記ではパドドゥを上手く踊るためのコツについて解説しているので参考にしてみて下さい。
秋風清晴
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