【バレエ】何歳からバレエを始めるのがいいのか?元バレエ団員が解説

バレエ

(※このページは2023年7月11日に更新されました)

バレエを習いはじめるのは何歳がいい?

将来プロのバレエダンサーになるには何歳までにバレエを習わすのがいいの?

こういった悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

実はバレエを始めるのに適した時期やタイミングがあります。

今回はバレエを始める適齢期を元バレエ団員が解説していきます。

これからバレエを始めようと考えている方や将来プロのバレエダンサーとして活躍したい方はぜひ参考にしてみてください。



バレエを始めるにはこのタイミング!

バレエを始めるなら早い方がいいよ!と言われた事がある方も多いのではないでしょうか。

結論としては正しいと言えます。

では実際何が正しいのかについては下記のことが関係しています。

  • 年齢によるリズム感
  • 柔軟性
  • 技術、知識
  • 経験値

これらのことがとても重要になるのでバレエを始めたい方はあらかじめ認識しておきましょう。

では具体的にどういったことなのかについて解説していきます。

年齢によるリズム感

まず最初は年齢によるリズム感についてです。

バレエを踊るためにはリズム感がとても重要になり、耳の良さが上達に関係してきます。

リズムやテンンポが複雑であったり、上半身や下半身をそれぞれ独立して動かす事。何より音を表現する力が必要になってくるため、人と差をつけるためにもしっかりと対策しましょう。

基本的にリズム感を養うためには3歳からのバレエを推奨しています。

赤ちゃんが音楽に合わせて踊り出すのは1歳からと言われていますが、耳は0歳から鍛えることもできます。

この0歳から3歳までの期間がリズム感を身に付けるためにとても重要になるのでこの期間を大切にしていきましょう。

同じ年齢でもリズム感の良し悪しはこういったところが関係してきていたりもします。

もちろん、ある程度年齢を重ねてからも耳の訓練はできますので常に音楽と触れ合うことでリズム感を向上させ踊りのクオリティをあげていきましょう。

柔軟性

バレエダンサーにとって柔軟性はとても重要です。

基本的にバレエの動きは柔軟性が高くないと踊ることは難しいのが現状です。

バレエと言えば優雅なイメージですが、一つ一つの動きが優雅に見えるのは高い柔軟性や筋力があって初めて表現できるため、バレエを踊るからには柔軟性は必ず確保しておきましょう。

そんな柔軟性ですが、大体8歳を境に徐々に硬くなっていきます

柔軟性を効果的に高めるためにはこの8歳の目安をあらかじめ認識しておく必要があるでしょう。

ですが、大人になってもストレッチを習慣化することで柔軟性は上がるので諦めないで普段から目的を持ってストレッチをすることをお勧めします。

特にレッスン後のストレッチは体を大きく改善させるので必ず行うようにしてください。

普段の姿勢や生活習慣が柔軟性には関係してくるので猫背や反り腰の方は要注意です!



技術、知識

次は技術、知識についてです。

バレエは専門的な技術や知識があるため一朝一夕で習得できるものではありません

知識は詰め込めるものですが、技術は体に覚えさせないといけないため多くに時間を必要とします。

バレエのイメージは回ったり跳躍したり一見華やかでダイナミックな印象もありますが、地道な基礎レッスンを積み重ねた結果、華やかなテクニックを習得することができます。

基礎レッスンを疎かにしてテクニックばかり練習していると体の故障や、間違ったポジションで踊ってしまい取り返しのつかない癖がついたりします。

そうならないためにも普段から基礎レッスンやトレーニングに励み地道に研鑽を積む必要があるのです。

個人差はありますが、バレエの道に進むのであれば10年以上の研鑽は必要になると言えるでしょう。

経験値

どのポイントもとても重要なのですが、プロとして活動していて一番強みになるのはこの部分だったりもします。

この経験値というのは主に成功体験や失敗をどれだけ経験できているかということです。

成功体験は自分に自信を与え、失敗経験は改善策や技術の引き出しを増やしてくれます。

また舞台に多く立っている事も差をつける重要な経験値と言えるでしょう。

数多くの舞台や様々なレパートリー、色々なダンサーと共演しそれを吸収する。

こういったことが上達のスピードを跳ね上げるため、チャンスがあれば掴みに行くことも大切です。

これはある意味年齢にも関係してくることですが、年齢が若いうちにしかできない作品もあります。

この記事に目を通してくれている方は積極的に行動してみてください。

必ず経験となって自身の強みに変わることでしょう。

まとめ

今回は何歳からバレエを始めたらいいのかについての解説でした。

結論としてバレエは時間が必要になるので可能な限り早い方がいいでしょう。

その具体的な理由は下記のことが関係していたからです。

  • 年齢によるリズム感
  • 柔軟性
  • 技術、知識
  • 経験値

これらのことを認識してからバレエのレッスンを行うと飛躍的に上達することができるでしょう。

また下記ではプロのバレエダンサーになるための伸びる時期について解説しているので参考にしてみてください。

秋風清晴



コメント

タイトルとURLをコピーしました